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【ATD21リレーブログ】第6回  永禮理事



こんにちは。ATDーIMNJ理事の永禮(ながれ)です。

ATD21リレーブログでは、ATD-IMNJの理事たちが、ATD国際会議(ATDICE)の見所をお伝えしています。


 ATD21では、昨年に引き続き、現地(米国ソルトレイクシティ)で参加せずにオンラインで視聴できます。オンラインセッションでは、国際会議終了後もオンデマンドで視聴できるセッションが数多くありますが、どのセッションを優先して視聴するか、迷う方も多いのではないでしょうか。


 特定のテーマに絞って、そのテーマの調査報告、事例発表、実践理論・手法の紹介などのセッションを満遍なく押さえるという視聴の仕方もあるでしょう。一方で、特定のテーマを絞らずに幅広い領域から有意義な情報を得たいという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。


 そこで、私からは、これまでATD-ICEに10数回参加してきた経験から、数多いセッションの中から、特定のテーマに絞らずに幅広く有意義な情報を得るため、視聴するセッションの選び方をお伝えします。


1 人材開発・組織開発に関する大まかな潮流を押さえたい方

ATD-ICEでは、毎年、基調講演に加えて、全体で300超のセッションを10前後のトラック(人材開発・組織開発の領域)に分けて、公開しています。各トラックでは、「レジェンド」(業績豊富な著名人で、大半の発表者は、自動翻訳ではなく、日本語通訳がつきます)や「セッションリーダー(各コマで著名な発表者)」と呼ばれる各領域のトレンドセッターがいます。

 基調講演、レジェンドやセッションリーダーによるセッションをカバーすることで、その年にATDが視聴者に伝えたい人材開発・組織開発の領域のトレンドを、大まかに押さえることができます。


2 人材開発・組織開発の領域の最新の実態を押さえたい方


 ATD-ICEでは、例年、コンサルティング・調査会社、非営利団体などが、特定のテーマに関して、独自の最新調査結果を発表しています。人材開発・組織開発の最新の実態を客観的なデータを通じて押さえたい方には、調査報告を行うセッションがお薦めです。


 例年、DDI(リーダーシップ)、ゼンガー&フォークマン・コンサルティング(リーダーシップ)、AMA(グローバル人材)、ifcp(イノベーション)、ウィルソン・ラーニングワールドワイド(HR)、コンファレンスボード(経営者)、ニューロサイエンス・インスティテュート(脳科学)などが、最新の調査結果を報告するセッションを行っています。(カッコ内は得意とする領域)


 今年のATDICEへのオンライン参加が、皆さんにとって有意義なご経験になることを、心から願っています。



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